[ プライベート(近況報告) ] の最近のブログ記事

アナウンサーの生島ヒロシさんがフリーに転向後、弟の隆さんと一緒に始めた芸能プロダクション、株式会社生島企画室が創立30周年を迎え、ホテルニューオータニで開かれた記念パーティーにご招待頂き、参加して来ました。


20181212生島ヒロシさん1.jpg

 201141日付けの本ブログでも書いたのですが、生島さんがご自身でFPの資格を取得された後に、セミナーで共演させて頂いてから始まったお付き合いは、10年以上になっています。現在は、生島さんご本人以外にも浅野温子さんや優木まおみさんなど60人以上が所属する中堅プロダクションとしてのポジションを確立されておられますが、私と出会った頃は、まだ優木さんがブレイクする前で、生島さんが一人で事務所を荷っているという状況だったことを覚えています。

 弊社のお客様として資産運用のアドバイスを行ったり、生島さんのラジオやテレビの番組に出演させて頂いたりして参りましたが、長男がプライベートで生島さんにお世話になったこともあり、当日は長男と2人でお祝いに伺いました。

 会場にはテレビ局やラジオ局などメディア関係の方を中心に、芸能界やスポーツ界、政界、財界関係の方々1,000人以上がおいでになっていて、広い会場は参加者で一杯でした。

 司会は徳光和夫さん親子で、パーティーの代表発起人である菅官房長官もお忙しい中来場され、ご挨拶をされていました。たくさんの人に愛される生島さんの温かい人柄が伝わってくる、とてもいい会でした。


20181212生島ヒロシさん2.jpg







今年から個人型確定拠出年金(iDeCo)の加入対象者が大きく増え、20歳以上60歳未満のほとんどの人が加入可能となりました。

 

前回、金融庁さんを中心に日本人の金融リテラシー向上のためのプロジェクトが始動しそうだという話をさせて頂きましたが、「リテラシー」という言葉は「知識+実行力」を意味しています。

 

「長期・分散・積立」を基本とした投資の実行力を身につけてもらうための具体的な仕組みとして、国は来年から始まる予定の積立NISAと対象者を拡大したiDeCoを用意したということでしょう。

 

 

私なりに日本人の金融リテラシー向上に寄与できるようなことを、ということで323日に「女性のための個人型確定拠出年金の入り方」というマンガ本(詳しくはこちら)をKADOKAWAさんから出しました。

 

昨年出した「気づいたら貧困層!?」と同様に、マンガ家の小久ヒロさんとのコンビで作ったのですが、前回は教育・啓蒙関係の内容が中心だったのと比べて、今回は実務本として行動につなげるための内容を重視しました。

 

 

iDeCoの申込書の書き方や口座を開設する金融機関の選び方、具体的な商品の選び方まで書いてあり、これ1冊読めば、ほとんどの人はiDeCoをすぐに始められるはずです。

 

iDeCoに少しでも関心がある方には、是非読んでいただきたいと思っています。

 

マンガの一部は、今後りそな銀行さんや三菱UFJ信託銀行さんのホームページなどでも紹介される予定になっています。

 

 

また、この本の出版を記念してということではないのですが、サンケイリビング新聞社主催の、iDeCoセミナーで講師を務めました。

 

iDeCoという愛称の選定委員だった元プロ・テニスプレーヤーの杉山愛さんと一緒に京王プラザホテルで、女性中心に約200名の参加者に向けた講演をさせて頂きました。

 

iDeCoに関心がある方が来場していたためか、皆さん真剣にメモを取る姿が見られましたが、「今日はいい話を聞いた」で終わらずに、是非、投資の第一歩をiDeCoで踏み出してもらえたら、と思います。

 

iDeCoマンガ本_1.jpg

23日、金融庁は「家計の安定的な資産形成に関する有識者会議」を設置し、私は委員の一人になりました。

 

金融庁さん主催の会議には金融経済教育関連のものを中心に、これまでも何回か委員として関わって来ており、昨年も金融審議会市場ワーキング・グループ(WG)の委員としてフィデューシャリー・デューティーについての議論に参加しました。

 

そんなこともあってか、最近は金融庁さんのいろいろな部門からのお問い合わせやヒアリングが増えて来ていたのですが、今回の会議では、いよいよ生活者向けの金融経済教育が国のプロジェクトとして、本格的に始動しそうな気配を感じました。

 

 

23日の会議には、越智金融担当副大臣や森金融庁長官も出席され、日本の個人金融資産の過半を預貯金が占める現状の背景や「長期・積立・分散投資」を促進していくことで、有価証券投資の部分を増やし、そのポートフォリオをバランスのとれたものにしていくための方法、さらに実践的な投資教育や情報提供についての議論がスタートしました。

 

詳しい内容をお知りになりたい方向けには、金融庁のホームページで、いずれ議事録が公開される予定です。

 

 

独立系FPである私が、国家的なプロジェクトの方向性を議論することになるかもしれない会議に、たった6人しかいない委員の一人として参加していること自体が示しているような気もしますが、会議全体を通じて、金融経済教育だけでなく、投資型商品のアドバイスや販売の荷い手としての独立系FPへの期待の大きさが感じられました。

 

欧米スタイルの独立系FPのビジネスモデルの確立に向けて、追い風が吹き始めようとしているようです。気を引き締め、弊社のグループ・メンバーと共に、投資運用アドバイスを中心として、さらなるスキルアップを図って行きたいと思っています。

新年、明けましておめでとうございます。

  

金融庁や金融広報中央委員会(日本銀行)が主導する金融経済教育に関わり出してから10年近くがたちますが、弊社のお客さまはもちろんのこと、日本人全体にとって少しでも役に立つようなライフワークとして、今後も金融リテラシーの普及に協力して行きたいと思っています。

 

今月22日に、20歳~30歳台の方向けに、金融リテラシー向上のため、特に投資の必要性やNISAの活用方法について、マンガで解説した本がKADOKAWAから発刊される予定です。

 

「気づいたら貧困層!?~お金を武器に!月々3万円から2000万円をつくる方法教えます~」という本で、タイトルは少々刺激的かもしれませんが、なぜ生活者、中でも若年層にとって投資が必要になるのかをロジカルに、かつ分かりやすく解説した内容になっています。

 

今月上旬発行のダ・ヴィンチには新刊案内を兼ねて、オードリーの若林氏と私の対談記事も掲載される予定です。

 

 

神戸先生若林さん.jpg

                                           (C)キムラタカヒロ

 

 

書店で見かけた際には、手に取ってパラパラと内容をご覧いただければ幸いです。

 

 

末筆とはなりましたが、2016年が本ブログの読者の皆さま方にとって、良い年となることをお祈り申し上げます。

 

どうか、本年もよろしくお願い致します。

7月4日、高校卒業40周年の同窓会がありました。

 

開成同窓会_2.jpgのサムネール画像

午後3時に始まって、私が参加していた4次会が終了したのは11時半過ぎでしたので、8時間以上にわたって旧交をあたためられた1日となりました。

 

私の母校は開成学園です。

 

柳沢校長のお話では、今年は卒業生約400名のうち数名が海外の有名大学に、180名強が東大、約100名が他大の医学部に進学するという状況とのことでした。

 

我々の頃は同期卒約350名のうち東大は約100名、まだ灘よりも少なかったですから、後輩たちはたいへん優秀なようです。

 

さて、同窓会の第1部は開成出身者としては3人目の財務(大蔵)省次官になった、香川俊介君の話でした。

 

彼は週刊誌などでも報じられたように病と闘っており、それを押して車椅子で同窓会に参加してくれたのですが、彼の話はあたたかい人柄がよく出たユーモアにあふれるもので、とてもよかったと思います。

 

参加者は皆、静かに聴き入っていました。回復、快癒を心から祈ります。

 

香川君と共に安倍内閣を支えてきた、内閣情報官の北村滋君も同期です。

 

これまでも彼の姿は国会中継のTVでたびたび見かけて来たのですが、たいへん元気そうで、私と同様に4次会まで残ったメンバーの一人でした。

 

このブログに載せようと思って一緒に記念撮影をしたのですが、「アロハを着たゴキゲンなおじさんたち」状態で写っていて、安倍総理を驚かせてしまってもマズイので、たいへん残念ながら今回は掲載を取り止めておきます。

 

あまりにも優秀であったが故に、かつてアイヒマンと呼ばれたこともあったそうですが、北村君が全く違う側面も持っているということがよく分かる写真なので、彼が現職を離れたあとにでも公開できればと思います。

 

それにしても、同じ時期に日本の国のお金(財政)と情報のトップに自分の同期生が就いているというのもすごいことです。

 

他の同期たちの現職は、医師と歯科医を合わせて約80名、弁護士・裁判官数名、学者・大学教授(東大もいます)多数、上場企業ほか社長多数、......そして独立系FP1名。

 

この全員が同じ校舎で学び、知る人ぞ知るあの運動会で敵・味方に分かれて闘っていたわけで、「開成学園はたいした学校であった」ということをつくづく感じた同窓会でもありました。

 

P.S.

 

 香川君が8月9日逝去されました。

 

 心よりお悔やみ申し上げます。

 

 本当に残念です