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人口減少が始まり、低成長で勤労所得が増えにくくなったわが国では、資産形成や資産運用の重要性が高まり、金融庁の行政運営の方向性が大きく変わったこともあって、独立系FPにとってのビジネスチャンスがたいへん大きくなってきています。

 

実は、ビジネスチャンスといっても、個々の独立系FPが実際に行っているビジネスの内容はたいへん多岐にわたります。

もちろん生活者である個人向けの相談業務が一般的ですが、他にも講師業務や執筆業務、金融商品の販売業務、金融機関など向けのツール作成や個別相談などのアウトソーシング業務、財団や学校法人向けの運用アドバイス業務、事業法人の役社員や組合の構成員向けの相談業務などがあり、FPごとにメインとしている業務の内容は異なっています。

中には、まったく相談業務を行わない、講師業務・執筆業務専業の独立系FPも存在します。

 

また、一口に講師業務といっても、金融機関や証券会社・保険会社などの従業員向けの研修の講師(プロに教えるプロとしての業務)、金融機関などが主催する商品販売を目的とする一般生活者向けセミナーの講師、企業の従業員を対象とする確定拠出年金やリタイアメントセミナーの講師、公的団体(金融庁や日銀、証券業協会、投信協会など)主催の教育・啓蒙目的のセミナー講師、FP資格取得のための研修講師など、さまざまな分野があり、どの分野をメインとするかで、当然ながらマーケティングの方法や必要とされるスキルが異なってきます。

 

弊社のFP会社としての最大の特徴は、子会社の業務を合わせると、上に掲げたすべての業務を実際に全国で行っている点にあります。

十数年前に、弊社を訪れた米国を代表する独立系FPの一人が、当時米国で成立していたFPビジネスのほとんどに弊社がすでにトライしていることに驚き、そんなに業務範囲の広いFP会社は米国にも存在していないという話をしてくれたことを覚えています。

 

 

昨年9月、一緒に会社を立ち上げた福田さんが、ご家庭の事情で仕事を離れ、家事に専念することになりました。気づけば私自身も60歳代となり、大きな入れ替わりなくやって来た弊社役社員の高齢化も進んで来ています。

今回、せっかく成長期を迎えようとしているわが国のFPビジネスの次世代のリーダーとなり得る人材を育てるのと同時に、弊社自体の世代交替にもつながればと考え、弟子を募集してみることにしました。リーダーに最も必要なのは、ビジネスチャンスを見つけ、それを具体的な形にする力だと思っています。

弟子として一緒に働くことで、私のモノの見方や考え方、アイデアを形にするまでのプロセス、マーケティング手法などを身につけ、次世代のFPビジネスのリーダーを真剣に目指そうという方からのご応募をお待ちしています。

 

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ブログの更新が行えず、読んで頂いている方たちに申しわけないと思っているうちに、1年が経ってしまいました。

 

記事が1年間で元旦の1本だけというのではあまりに情けないということもあり、年末になってしまいましたが、近況のご報告を致したいと思います。

 

 

今年はスポーツ関連以外は明るいニュースが少なく、景気回復の実感があまりない中で、円安と株高が進んだ1年でした。

 

弊社がアドバイスを行っているお客さまの運用資産も順調に積み増された結果、金融資産全体に占めるリスク資産の比率が大きくなりすぎて、リバランスが必要な方も増えて来ています。

 

リスクを取った方たちには、昨年からの追い風が続いた年でした。

 

個人的には、マーケットに追い風が吹く中、金融庁と金融広報中央委員会(日銀)が協力して進めている金融経済教育の普及活動やNISAのスタート年ということもあって、特に地方でのセミナーが多い1年だったように感じています。

 

金融庁や金広委、投信協会などが主催するシンポジウムやセミナー、東京証券取引所の「+YOU」セミナーなどで、東北や九州にも度々伺う機会がありました。

 

国の取組み姿勢や参加者の熱心な聴講姿に接すると、金融経済教育関連のセミナーが今後も増えていくことは間違いないと感じています。

 

なお、118日の日曜日に、読売新聞社主催の資産運用セミナーが大手町のよみうりホールで開催されます。

 

ロック歌手のサンプラザ中野くんさんと私のトークセッションもある予定です。

 

私が講師を務めさせて頂くセミナーで、どなたにもご参加頂けるものについては、引続き弊社のHPでもご案内して行くつもりですので、お近くで開催される場合には、是非一度参加してみて頂ければと思います。

 

 

今年はまた、残念なことに同い年や年下の友人・知人が続けて亡くなってしまい、自分の年齢や健康の重要性を再認識させられた年でもありました。

 

開成中学・高校の同級生で、井上陽水の歌が好きで本人も歌がたいへんうまかった医師の平田啓一くん、SBI証券の社長で日本でのIFAビジネスの成立に熱心に取り組んでおられた井土太良さん、三菱UFJ信託銀行の執行役員で日本を代表する信託FPであった灰谷健司さん、そして早大法学部の後輩で日本FP協会の理事を務めていた独立系FPの鈴木克昌さん、たいへんお世話になりました。

 

ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

 

来年はスポーツだけでなく、公的にも私的にも明るい話題の多い年になることを願います。

 

皆さまも良い年をお迎え下さい。

 

39日(金)と10日(土)に有楽町の東京国際フォーラムで行われる東証IRフェスタで講演会の講師を行います。

 

講演のテーマは「個人投資家が知っておくべき資産運用の勘所~投機と投資の違いとは~」です。

 

私がお話しするのは39日(金)の1215130045分間で、弊社のお客様でもある養老孟司氏の次のコマになります。

 

ご興味のある方はお出掛けください。

 

会場には多くの企業のブースが出ているはずなので、長期投資に向く企業との出会いがあるかもしれませんね。

 

席に余裕がある場合には、当日申込みでもOKのようですが、予約はこちらで受け付けているようです。

 

 

久しぶりに、全国の主要都市で、私が講師となるFPの方向けの公開セミナーが開催されることになりました。

 

金融機関さん主催の社員さん対象の研修は毎月のようにあり、北海道から沖縄まで、あちこちに伺っているのですが、誰でも受講できる公開形式のプロ向け研修はここ23年、東北で2回行っただけで、他地域では実施していませんでした。

 

今回はキンザイ(金融財政事情研究会)さん主催の「FPフォーラム」として、1030日~1217日の土日に、東京・大阪の他、札幌・新潟・広島・福岡・鹿児島の各都市で計7回開催される予定です。

 

有料のセミナーとなってはしまいますが、FPフェアなどを含めて、当面公開セミナーを行う予定はありませんので、久しぶりに私の講義を受けたいという方がおられれば、ふるってご参加いただければと思います。

 

CFPとAFPの継続教育研修として3単位が得られます。

 

講義には今年3月に出版した拙著「勝つ投資信託」のエッセンスも盛り込まれており、きっと「聞いてよかった」と感じていただける内容だと思います。

 

また、講義終了後には立食形式の懇親会も用意されているようですので、個別にお話しさせていただけるかと思います。

 

詳しくは弊社ホームページの「セミナー・研修のご案内」及び金融財政事情研究会さんのホームページをご参照下さい。

勝つ投資信託.JPG今週末、全国の主要書店に~「勝つ投資信託」良いファンド悪いファンドの見分け方~という本が並ぶ予定です。

出版社は朝日新聞出版、新書版で定価700円+消費税と、お手頃な価格設定になっています。

 

セミナーや研修でよくお話ししている、シャープレシオというすぐれたモノサシを用いて、良いファンドと良くないファンドを区別する方法を中心に、アセットクラス(投資対象)ごとのすぐれたファンドの実例、ファンドの組み合わせ方、インターネットを活用して良いファンドを見つける手順などについて解説してあります。

シャープレシオについて詳しく解説している類似書はなく、現在投資信託を保有している方、これから投資信託を買おうと考えている方は必読です。

きっと「読んでよかった」と思っていただけることと思います。

 

また、金融機関や証券会社などで投資信託の販売に携わっている方にとっては、プロとしての必須知識といえる内容ですので、ご一読をおすすめします。

私の研修を受けられた経験のある方々には良い復習の機会になると思います。