共同通信 『経済ウィークリー』
2020年9月号 本橋竜一
「人生後半戦の資産運用」
【タイトル名】
「人生後半戦の資産運用」
A. 資産運用アドバイザーとして、リタイア層から資産運用のご相談も多くなってきました。仕事や家族のライフイベントが一段落し、これからはご自身のセカンドライフをどう過ごしていくかを考えるタイミングなのでしょう。
人生を登山に例えると、様々なことにチャレンジし一生懸命に頂上を目指すのが現役時代だとすれば、山頂から折り返し、安全・着実に麓まで下山するのが人生後半戦ということになります。
この2つの道のりでは、資産への向き合い方も全く異なります。収入がある現役時代は、将来に備え資産形成に励み、人生後半戦では、築いた資産をいかに有効活用することが大切です。
資産を少しでも殖やそうと、まとまった資金で資産運用するのではなく、残りの人生を、どこで、誰と、どのように過ごし、成し遂げたいか、優先順位を付けるのです。
これまで築いた資産を計画的に活用するためには、オリジナルの人生後半戦「ロードマップ作り」が欠かせません。その上で、資産の取り崩しを想定しながら、早く資産が枯渇しないよう無理のない範囲で資産運用に取り組むといった心の余裕こそ、人生後半戦において大切な資産との向き合い方ではないでしょうか。(資産運用アドバイザー 本橋竜一)
【掲載新聞名】
2020年9月28日
長崎新聞
2020年10月6日
大分合同新聞
2020年10月9日
茨城新聞 他
「人生後半戦の資産運用」
A. 資産運用アドバイザーとして、リタイア層から資産運用のご相談も多くなってきました。仕事や家族のライフイベントが一段落し、これからはご自身のセカンドライフをどう過ごしていくかを考えるタイミングなのでしょう。
人生を登山に例えると、様々なことにチャレンジし一生懸命に頂上を目指すのが現役時代だとすれば、山頂から折り返し、安全・着実に麓まで下山するのが人生後半戦ということになります。
この2つの道のりでは、資産への向き合い方も全く異なります。収入がある現役時代は、将来に備え資産形成に励み、人生後半戦では、築いた資産をいかに有効活用することが大切です。
資産を少しでも殖やそうと、まとまった資金で資産運用するのではなく、残りの人生を、どこで、誰と、どのように過ごし、成し遂げたいか、優先順位を付けるのです。
これまで築いた資産を計画的に活用するためには、オリジナルの人生後半戦「ロードマップ作り」が欠かせません。その上で、資産の取り崩しを想定しながら、早く資産が枯渇しないよう無理のない範囲で資産運用に取り組むといった心の余裕こそ、人生後半戦において大切な資産との向き合い方ではないでしょうか。(資産運用アドバイザー 本橋竜一)
【掲載新聞名】
2020年9月28日
長崎新聞
2020年10月6日
大分合同新聞
2020年10月9日
茨城新聞 他