共同通信配信 「経済ウイークリーマネードクター」
2017年5月号 神戸孝
ロボアドバイザーとは?
Q.最近見かける「ロボアドバイザー」とはどういうものですか?
掲載紙
6月5日 高知新聞
6月4日 東奥新聞
6月2日 下野新聞
他
A.ロボアドバイザーは、資産運用のアドバイスを、IT技術を活用してインターネットを通じて行う新しいサービスです。金融系ITベンチャー企業が提供を始めたのですが、最近では銀行やネット証券なども行っています。
ロボアドバイザーを利用する場合には、運用金額や収入などについてのいくつかの質問に答えるのが一般的です。その回答によって、投資家のリスク許容度(どれくらいの価格の下落に耐えられるかなど)が自動的に判定され、それに見合った資産配分や運用商品が即座に提示されます。
ロボアドバイザーには、一連のサービスを無料で提供するタイプのものと、提示された商品を投資家に代わって買付け、必要に応じてリバランス(崩れた資産配分比率を元に戻す作業)も実行するタイプの2種類があります。
後者の場合には、投資一任契約を結ぶ必要があり、運用資産に対し年率1%程度の手数料(投資一任報酬)がかかるのが一般的です。ラップ口座の一種といえ、対面型のものと比べると、人件費などのコストがかからない分、手数料は低めです。また、少額から利用できるので、投資家のすそ野を広げていく存在になる可能性もあります。
(FPアソシエイツ アンド コンサルティング 神戸 孝)
掲載紙
6月5日 高知新聞
6月4日 東奥新聞
6月2日 下野新聞
他
A.ロボアドバイザーは、資産運用のアドバイスを、IT技術を活用してインターネットを通じて行う新しいサービスです。金融系ITベンチャー企業が提供を始めたのですが、最近では銀行やネット証券なども行っています。
ロボアドバイザーを利用する場合には、運用金額や収入などについてのいくつかの質問に答えるのが一般的です。その回答によって、投資家のリスク許容度(どれくらいの価格の下落に耐えられるかなど)が自動的に判定され、それに見合った資産配分や運用商品が即座に提示されます。
ロボアドバイザーには、一連のサービスを無料で提供するタイプのものと、提示された商品を投資家に代わって買付け、必要に応じてリバランス(崩れた資産配分比率を元に戻す作業)も実行するタイプの2種類があります。
後者の場合には、投資一任契約を結ぶ必要があり、運用資産に対し年率1%程度の手数料(投資一任報酬)がかかるのが一般的です。ラップ口座の一種といえ、対面型のものと比べると、人件費などのコストがかからない分、手数料は低めです。また、少額から利用できるので、投資家のすそ野を広げていく存在になる可能性もあります。
(FPアソシエイツ アンド コンサルティング 神戸 孝)