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共同通信配信 「経済ウイークリーマネードクター」

2008年1月配信  福田啓太

株式電子化の影響は?

Q. 株券が電子化すると、株主にはどんな影響がありますか。

A. 2009年1月をめどにすべての株券が電子化されます。株主への影響は株式の保有形態により異なります。現物の株券を保有せずに証券会社を通して「証券保管振替機構」に預託をしている株主には、影響はありません。特別な手続きなしに新しい株式振替制度に移行され、これまで同様に売買することができます。

一方、現物の株券を保有している株主は、その株券が本人名義かどうかで影響が異なります。電子化に際し、株券の発行者は、株券を保有する株主の権利を保全するため株主名簿に記載されている名義人の名義で指定する金融機関に「特別口座」を設定します。株券の名義が本人の場合、特別口座で株主としての権利は保全されます。

しかし、株券の名義が本人以外の場合は他人名義で特別口座が設定されてしまいます。株主としての権利を失うおそれがあるので事前に本人名義への書き換えが必要です。特別口座では株主としての権利は保全されるものの株式の流通を目的としたものではないため、売却する際に手間と時間がかかります。

現物の株券を保有している場合は、証券会社を通じて保振機構に預託をする方が、電子化後の売買をスムーズにできます。


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