共同通信配信 「経済ウイークリーマネードクター」
2010年10月配信 福田啓太
投信の申込手数料は?
Q. 金融機関によっては投資信託の申込手数料が異なると聞きました。
A. 投信を購入する際にかかる申込手数料は、投信を運用する会社が定めた上限の範囲内であれば、銀行や証券会社といった販売会社が自由に設定できるようになっています。このため、同じ投信でも金融機関によって料率が異なることがあります。
たとえば、申込手数料の上限が3・15%と設定された、ある投信をみてみると、A銀行は3・15%、B証券会社が2・10%、Cネット証券については0・0%の「ノーロード」という、まったく申込手数料がかからないといった違いもありえます。
一般に、従来の証券会社や銀行に比べ、ネット専業の証券会社や銀行の方が、申込手数料は低めに設定されています。投信を販売する際、投資対象やリスクなどの商品の詳細を対面できちんと説明するには、人件費や店舗維持費などがかかりますが、ネット上での販売では、そういった費用はかからないからです。
ネット証券などを利用する場合には、サイトに掲載されている説明を読んで理解し、自分のリスク許容度や期待するリターンなどを勘案して、購入の判断をすることになります。ネット上の情報だけを基に判断するのは不安だという人は、ある程度の手数料を払っても店頭で納得がいくまで十分な説明を聞いた上で購入する方がいいでしょう。
A. 投信を購入する際にかかる申込手数料は、投信を運用する会社が定めた上限の範囲内であれば、銀行や証券会社といった販売会社が自由に設定できるようになっています。このため、同じ投信でも金融機関によって料率が異なることがあります。
たとえば、申込手数料の上限が3・15%と設定された、ある投信をみてみると、A銀行は3・15%、B証券会社が2・10%、Cネット証券については0・0%の「ノーロード」という、まったく申込手数料がかからないといった違いもありえます。
一般に、従来の証券会社や銀行に比べ、ネット専業の証券会社や銀行の方が、申込手数料は低めに設定されています。投信を販売する際、投資対象やリスクなどの商品の詳細を対面できちんと説明するには、人件費や店舗維持費などがかかりますが、ネット上での販売では、そういった費用はかからないからです。
ネット証券などを利用する場合には、サイトに掲載されている説明を読んで理解し、自分のリスク許容度や期待するリターンなどを勘案して、購入の判断をすることになります。ネット上の情報だけを基に判断するのは不安だという人は、ある程度の手数料を払っても店頭で納得がいくまで十分な説明を聞いた上で購入する方がいいでしょう。