共同通信配信 「経済ウイークリーマネードクター」
2011年5月号 福田啓太
ネット銀行の選択基準は?
Q.ネット銀行に口座を開こうと思いますが、何を基準に選べばいいでしょうか。
A.ネット専業の銀行は、それぞれに特長があります。従来型の銀行同様、円預金については預金保険制度によって銀行ごとに1千万円とその利息まで保護されるので、選択のポイントとしては、各行の特長が自分の利用目的にあっているかということになるでしょう。
例えば、頻繁にお金の出し入れをしたい人は、入出金手数料が無料あるいは低額で、近くに利用可能な現金自動預払機(ATM)がある銀行をチェックします。指定のコンビニのATMであれば、手数料無料で24時間入出金ができる銀行もあります。
ネット銀行特有の高めの金利を享受するだけでなく、余裕資金も運用したいという人は、外貨商品の種類や投資信託のラインナップが充実している銀行を選ぶといいでしょう。月々千円から投資信託の積立購入サービスを提供しているところもあります。
住宅の購入を考えている場合は、住宅ローンを取り扱うネット銀行を検討してみましょう。手続きはネットと郵送で済むため、全国どこからでも申し込みが可能です。一般的にローン金利も低めで、繰上げ返済がネット上で随時できる銀行もあります。ただし、原則対面での相談はできないことを前提として考えてください。
(FPアソシエイツ アンド コンサルティング 福田啓太)
A.ネット専業の銀行は、それぞれに特長があります。従来型の銀行同様、円預金については預金保険制度によって銀行ごとに1千万円とその利息まで保護されるので、選択のポイントとしては、各行の特長が自分の利用目的にあっているかということになるでしょう。
例えば、頻繁にお金の出し入れをしたい人は、入出金手数料が無料あるいは低額で、近くに利用可能な現金自動預払機(ATM)がある銀行をチェックします。指定のコンビニのATMであれば、手数料無料で24時間入出金ができる銀行もあります。
ネット銀行特有の高めの金利を享受するだけでなく、余裕資金も運用したいという人は、外貨商品の種類や投資信託のラインナップが充実している銀行を選ぶといいでしょう。月々千円から投資信託の積立購入サービスを提供しているところもあります。
住宅の購入を考えている場合は、住宅ローンを取り扱うネット銀行を検討してみましょう。手続きはネットと郵送で済むため、全国どこからでも申し込みが可能です。一般的にローン金利も低めで、繰上げ返済がネット上で随時できる銀行もあります。ただし、原則対面での相談はできないことを前提として考えてください。
(FPアソシエイツ アンド コンサルティング 福田啓太)