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共同通信配信 「経済ウイークリーマネードクター」

2010年4月配信  福田啓太

ブラジル株を勧められたが

Q. ブラジル株への投資を勧められました。投資をしてもいいでしょうか?

A. ブラジルは中国やインド等とともに新興国の中でも高い経済成長が期待できる国のひとつです。その原動力は豊富な天然資源と堅調な内需です。世界有数の資源国で、鉄鉱石や原油などさまざまな資源を輸出しています。世界経済の回復に伴い資源需要が高まれば、ブラジル経済には大きなプラスとなります。

 国民の平均年齢が28.6歳と若く、一人当たりの国民総生産(GDP)は中国やインドより高いため、景気の回復とともに個人消費の伸びも予想されます。

 加えて、2014年にサッカーのワールドカップが、16年には夏季五輪が予定されており、インフラ整備関連の投資等が経済成長率を押し上げる効果も期待できます。

 こうしたことから、ブラジル株式市場全体の動きを表すボベスパ指数は、リーマンショック時に一時下落したものの、過去10年間の年率リターンは約15%に上り、ブラジル株は魅力的な投資対象といえます。
 
 しかし、高いリターンが得られるということは、その分株価の下ブレも大きい(=リスク大)ということです。投資をする際には、余裕資金で、また資産全体に占める割合を十分考慮して行ってください。


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