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共同通信配信 「経済ウイークリーマネードクター」

2010年6月配信  福田啓太

割安な株を探したい

Q. 株価が下落してるので割安な株を買ってみたいのですが、どうやって選べばよいですか?

A. 株価の割安度を知るための指標はいくつかあり、現在はインターネットなどで簡単に調べられます。

 一つの指標として、株価収益率(PER)があります。これは、その企業が生み出した(または生み出すと予想される)1株当たり利益に対して、現在の株価が何倍になっているかを表す指標です。株価÷利益で算出され、数値(倍率)が小さいほど割安といえます。

 例えば金融情報サイトで、三菱商事の株価と1株当たり利益を調べると、1842円と166円24銭だったとします。この場合、PERは「1842円÷166.24円」で11.08倍となります。

 また、株価純資産倍率(PBR)という指標もあります。これは、1株当たり純資産に対し現在の株価が何倍かを表すもの。純資産とは、企業のすべての資産のうち株主に帰属する部分を言います。PBRも、値が低いほど割安といえます。

 三菱商事の1株当たり純資産は1801円84銭なので、PBRは「1842円÷1801.84円」で、1.02倍となります。これらの指標を、同業他社の数値や、自社の過去の数値などと比較し、割安かどうかを確認することになります。


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