共同通信配信 「経済ウイークリーマネードクター」
2008年4月配信 福田啓太
少額で始められる資産運用は?
Q. 資産運用に興味があります。少額で始められるものはありますか?
A. 最近は、1万円程度から購入できる運用商品が増えています。国が個人投資家向けに発行する個人向け国債は1万円単位で購入できます。種類が豊富な投資信託は、1万円前後から購入でき、元本の保証はありませんが値動きに応じた収益が期待できます。
毎月の資金に余裕があれば、積立て制度を利用して金融商品を継続購入することも可能です。金融機関によって取り扱う銘柄は異なりますが個別の株式や投資信託を1銘柄1万円から継続購入できます。長期的に資産を形成する場合、特に値動きのある商品の購入に当たってこの定期・定額購入はとても効率的です。
例えば、ある投資信託を毎月1万円ずつ購入すると、基準価格(投資信託の価格)が下がったときには多くの口数が買え、基準価格が上がったときには少ない口数を買うことになります。このような投資方法は「ドル・コスト平均法」と呼ばれ、価格が高いときに大量購入してしまうリスクを避ける効果があります。
積立て購入が可能な商品には、このほか、外貨建てMMFや、株式・債券とは値動きの異なる不動産を対象とした投資信託、純金積み立てなどがあります。
A. 最近は、1万円程度から購入できる運用商品が増えています。国が個人投資家向けに発行する個人向け国債は1万円単位で購入できます。種類が豊富な投資信託は、1万円前後から購入でき、元本の保証はありませんが値動きに応じた収益が期待できます。
毎月の資金に余裕があれば、積立て制度を利用して金融商品を継続購入することも可能です。金融機関によって取り扱う銘柄は異なりますが個別の株式や投資信託を1銘柄1万円から継続購入できます。長期的に資産を形成する場合、特に値動きのある商品の購入に当たってこの定期・定額購入はとても効率的です。
例えば、ある投資信託を毎月1万円ずつ購入すると、基準価格(投資信託の価格)が下がったときには多くの口数が買え、基準価格が上がったときには少ない口数を買うことになります。このような投資方法は「ドル・コスト平均法」と呼ばれ、価格が高いときに大量購入してしまうリスクを避ける効果があります。
積立て購入が可能な商品には、このほか、外貨建てMMFや、株式・債券とは値動きの異なる不動産を対象とした投資信託、純金積み立てなどがあります。