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共同通信 『経済ウィークリー』

2012年5月  福田 啓太

個人向け国債の中途換金

Q.個人向け国債の中途換金のルールが変わったそうですが。

A.個人向け国債には、固定金利の3年ものと5年もの、変動金利の10年ものの3種類があります。
これまで、5年ものの中途換金の取扱いが3年もの・10年ものと異なっていましたが、今年の4月から以下の2点が改正され、ルールが統一されました。
一つ目は、中途換金禁止期間です。5年ものは従来購入後2年間、購入者が死亡あるいは大規模災害で被害を受けたような場合を除き、中途換金できませんでした。これが、3年もの・10年ものと同じく、購入後1年経てば中途換金できるようになりました。
二つ目は、中途換金調整額です。中途換金時には、5年ものは中途換金調整額として「直前4回分の税引き前利子相当額×0.8」が差し引かれていましたが、これも3年もの・10年もの同様、「直前2回分の税引き前利子相当額×0.8」が差し引かれることになりました。
今回の変更は、これまで若干使い勝手が悪かった5年ものの商品性が改善されたものといえます。
なお、今年の4月以前に発行された5年ものの個人向け国債でも、4月16日以降に国が買い取る分については新しいルールが適用になります。
(FPアソシエイツ アンド コンサルティング 福田啓太)


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