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共同通信配信 「経済ウイークリーマネードクター」

2011年5月  神戸 孝

株価指標の違いとは

Q.ニュースによく出てくる「日経平均株価(225種)」と「東証株価指数(TOPIX、トピックス)」の違いを教えてください。

A. どちらも日本の株式市場全体の値動きを表す代表的な指標ですが、公表している組織や構成銘柄、算出方法などが異なります。
平均株価は日本経済新聞社が15秒間隔で算出・公表しているもので、東証第一部に上場する約1700銘柄の株式のうち、流動性や業種間のバランスを考慮して225銘柄だけを選定し、それらの平均株価を算出しています。
一方、TOPIXは東証が1秒ごとに算出・公表するもので、東証第一部に上場している全銘柄を対象としています。
TOPIXでは東証一部全銘柄の株式の時価総額を計算し、過去の一定時点(基準日)の時価総額に比べて、どの程度増えたか減ったかを指数で表します。そのため、平均株価は「○○○○円」と表示されますが、TOPIXには円が付かず、「○○○ポイント」と呼ばれます。
算出方法の違いから、平均株価は株価の高い銘柄(値がさ株)の値動きの影響を受けやすく、TOPIXは時価総額が大きい銘柄の影響を受けやすいという特徴があります。その結果、平均株価は上昇したのに、TOPIXは下落するということも起きるわけです。
(FPアソシエイツ アンド コンサルティング 神戸 孝)


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