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共同通信配信 「経済ウイークリーマネードクター」

2011年2月  神戸 孝

分散投資のポイントは?

Q.分散投資を行う際のポイントを教えてください。

A.分散投資を行う主な目的は、高いリターンを追及することではなく、投資による収益のブレ(リスク)を抑え、大きな損失を避けることです。
そのためには、たとえば新興国の債券ファンド3つといったように、同じような値動きをするものばかりに分散してもあまり意味がありません。
値動きの異なる金融商品を同時に保有することで、ひとつの商品の価格が下がっても、別の商品の価格の上昇で損失を少しでもカバーできるようにしておくわけです。
たとえば、株式と債券は逆方向の値動きをすることが多い組み合わせです。中でも日本の株式と先進国の債券は、相性の良い組み合わせのひとつです。しかし近年、経済のグローバル化や投機的資金の増加などを背景に、従来の分散投資の主役であった、日本を含む先進国の株式や債券の値動きが同じ方向になる局面も増えてきています。
そのため、先進国の株や債券とは値動きが異なる新興国の株式や不動産投資信託(REIT)、金・穀物などの商品(コモディティ)といった新たな金融商品を分散投資先に加えることの意義が増しています。
リスクの低減のためには、株式と同様に売買できる上場投資信託(ETF)なども活用して、分散投資の対象を増やすことを考えるといいでしょう。
(FPアソシエイツアンドコンサルティング 神戸孝)


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