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共同通信 『経済ウィークリー』

2019年6月号  神戸 孝

長生きに備える保険

Q.長生きに備える保険があると聞きましたが。
掲載紙
2019年6月19日 徳島新聞
2019年6月19日 東奥新聞 他

A.公的年金を補う手段の一つに、生命保険会社が扱う個人年金保険があります。年金の受取りには10年間など、一定期間で全額受け取る方法(確定年金)と、亡くなるまで受取り続ける方法(終身年金)があります。
一般的には、後者の終身年金が長生きに備える保険といえるでしょうが、中でもここ数年、保険料払込期間中の死亡や解約時の払戻金を低めに抑え、その分を生存している加入者の年金に回すという仕組みの「トンチン年金」などと呼ばれる商品が販売され、話題になっているようです。
例えば、日本生命のグランエイジは、男性が50歳から70歳まで毎月約5万円の保険料を払い込んだ場合、70歳以降毎年60万円の年金を生涯受け取れるという商品です。加入者が90歳を超えて長生きすれば、受け取る年金の総額が支払った保険料を上回ります。ただし、加入時点で年金額が確定してしまうため、資金計画は立てやすいものの、将来のインフレには対応しにくい商品といえるでしょう。
年金を増やす手段としては、税制優遇が手厚く、運用によって将来のインフレへの対応も可能な確定拠出年金への加入や、公的年金の繰り下げ受給による受給額アップなどの選択肢もあり、自分に合った方法を検討するといいでしょう。
(FPアソシエイツ アンド コンサルティング 神戸 孝)


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