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共同通信配信 「経済ウイークリーマネードクター」

2011年1号  福田啓太

為替ヘッジは使い分けは?

Q.投資信託の為替ヘッジありと為替ヘッジなしはどう使い分ければいいのでしょうか。
A.外国の債券や株式に投資する投資信託には、為替変動リスクを回避する手段を講じている「為替ヘッジあり」タイプと、講じていない「為替ヘッジなし」タイプの両方が用意されているものが少なくありません。
通貨の分散を図る目的であればヘッジなしタイプを選ぶべきですが、円高時には基準価額は低迷します(逆に円安になれば上昇します)。
一方、ヘッジありタイプは為替の影響を受けないため、円高による差損を被ることはありませんが、円安時に差益を得ることもできません。また、投資対象国の金利が日本より高いと、ヘッジのためのコストがかかり、その分運用成績は低下してしまいます。ただし金融危機以降の円高局面では、世界的に金利が低下してヘッジコストが軽減されたこともあり、現時点ではヘッジありタイプの投信の方が好成績を収めています。
ヘッジありタイプとヘッジなしタイプを自由にスイッチング(乗換え)できる投信もありますが、為替動向や各国の金利状況を予測し、タイミング良く乗り換えていくのは難しいでしょう。
その場合には、例えば両方に資金を半分ずつ投資するのもひとつの方法といえます。
(FPアソシエイツ アンド コンサルティング 福田啓太)


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