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共同通信配信 「経済ウイークリーマネードクター」

2008年3月配信  福田啓太

株価動向測る物差し

Q. このところ株価が低迷し、景気も後退期に入ったかといわれています。株価はもっと下がるのでしょうか。

A. 株価は短期的には外国人や機関投資家の売買動向などの需給の影響を強く受けますが、中長期的には景気の変動に大きく影響されます。景気の先行きを考えるときに参考になる指標はたくさんあります。例えば内閣府の「景気ウォッチャー調査」の「景気の先行き判断DI」の推移と、TOPIX(東証株価指数)の動きを比較してみます。

景気の先行き判断DIは、タクシードライバーなどさまざまな職種の人に、2〜3か月後の景気について、「良い」「やや良い」「どちらともいえない」「やや悪い」「悪い」の5段階で評価してもらい、「良い」−「悪い」で指数(DI )を算出したものです。

ITバブルがはじけた2000年から01年、景気の先行き判断DIは下落傾向でした。同時期のTOPIXも同様に下落しました。一方、03年後半から04年には景気の先行き判断DIが上昇、TOPIXもやはり上昇しています。

このように中長期的には、株価と景気に連動性が認められます。株式投資を考える場合には、自分で景気の先行きを肌で感じられるよう努力して、株価の動向を予測することが重要です。


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