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共同通信 『経済ウィークリー』

2012年11月14日  神戸 孝

単位型の投資信託とは?

Q.単位型の投資信託を薦められたのですが、特徴を教えてください。

A.バブル期には数多く設定された単位型投信。このところ個人向け国債などの満期金の受け皿商品として、金融機関で販売される商品の設定が増えてきているようです。
単位型投資信託は購入が当初の募集期間中だけに限定された投資信託で、追加型投資信託のようにいつでも購入できるわけではありません。また、売却できないクローズド期間が設けられていたり、売却可能な日が限定されているものもあります。
資金の流出入が制限される結果、運用会社側には落ち着いて運用ができるというメリットがありますが、クローズド期間内は基準価額が上がっても利益確定の売却ができない、基準価額が下がっても追加購入をして購入単価を引き下げることができないなど、投資家側の柔軟な対応は難しくなります。
中には、当初定められた一定水準まで基準価額が上昇すると自動的に安定運用に切り替えられ、満期前に償還されるタイプの商品も発売されています。金融危機後に設定され、実際に早期償還されるものも出てきており、売却のタイミングに悩む投資家などの購入が増えているようです。
 ただし、運用期間が限定されているだけに、基準価額が低迷する中で償還日を迎える場合もあるわけで、中期的な相場観が求められる商品といえるでしょう。
 (FPアソシエイツ アンド コンサルティング 神戸 孝)


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