共同通信 『経済ウィークリー』
2017年5月号 神戸孝
デビットカードって?
Q.銀行が発行しているデビットカードとはどういうものですか。
掲載紙
6月6日 山梨日日新聞
5月27日 伊勢新聞
6月6日 高知新聞
A.デビットカードは、買い物をすると即時に代金が自分の銀行口座から引き落とされる、決済サービス用のカードです。銀行でカードを作成し(キャッシュカードと一体になっている場合もあります)、デビットカードの取扱店で提示すれば、通常はサインか暗証番号を入力するだけで代金の支払いができます。
銀行口座残高の範囲内での決済となるため、クレジットカードの利用で起こりがちな使い過ぎの心配がなく、電子マネーのように事前のチャージも不要です。また、ATMで現金を引き出す手間がかからず、使用履歴を確認できるため、資金管理が容易になるでしょう。
銀行にとってもATMに現金を輸送する手間やコストを削減できるメリットがあり、導入が進んでいるようです。
ただし、カードの種類や発行する銀行によって、サービス内容や費用はかなり異なります。例えば、国内だけでなく、海外でも買い物やATMの引き出しができるものもあります。また、年会費の負担やポイント制度を伴うものもあるため、事前の確認が重要です。
欧米ではすでに利用が拡大しており、今後日本でも普及が進むことが予想されています。
(FPアソシエイツ アンド コンサルティング 神戸 孝)
掲載紙
6月6日 山梨日日新聞
5月27日 伊勢新聞
6月6日 高知新聞
A.デビットカードは、買い物をすると即時に代金が自分の銀行口座から引き落とされる、決済サービス用のカードです。銀行でカードを作成し(キャッシュカードと一体になっている場合もあります)、デビットカードの取扱店で提示すれば、通常はサインか暗証番号を入力するだけで代金の支払いができます。
銀行口座残高の範囲内での決済となるため、クレジットカードの利用で起こりがちな使い過ぎの心配がなく、電子マネーのように事前のチャージも不要です。また、ATMで現金を引き出す手間がかからず、使用履歴を確認できるため、資金管理が容易になるでしょう。
銀行にとってもATMに現金を輸送する手間やコストを削減できるメリットがあり、導入が進んでいるようです。
ただし、カードの種類や発行する銀行によって、サービス内容や費用はかなり異なります。例えば、国内だけでなく、海外でも買い物やATMの引き出しができるものもあります。また、年会費の負担やポイント制度を伴うものもあるため、事前の確認が重要です。
欧米ではすでに利用が拡大しており、今後日本でも普及が進むことが予想されています。
(FPアソシエイツ アンド コンサルティング 神戸 孝)