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共同通信 『経済ウィークリー』

2012年6月  神戸 孝

復興特別所得税とは?

Q. 復興特別所得税で金融商品の税率が上がると聞きましたが、いつからどの程度上がるのですか?

A. 東日本大震災からの復興を図ることを目的とし、必要な財源を確保するため、「復興財源確保法」が平成23年12月に公布・施行されました。新たに創設された「復興特別所得税」は、その年の基準所得税額に対して、2.1%の税率を加算するもので、適用時期は平成25年から平成49年までの25年間とされています。基準所得税額とは、すべての所得に対する所得税の額(外国税額控除を適用しない場合の所得税の額)をいい、申告納税する所得税のほか、源泉所得税も含まれます。
預貯金や債券、公社債投信の利子に対する源泉徴収税率は、現在20%(所得税15%、住民税5%)ですが、平成25年1月から所得税15%に0.315%(15%×0.021)の復興特別所得税分が上乗せされ、20.315%の税率になります。
また、株式や株式投資信託の配当所得や譲渡所得の税率は、現在の10%(所得税7%、住民税3%)の軽減税率が平成25年末まで続く予定でしたが、平成25年1月から1年間は復興特別所得税分0.147%(7%×0.021)が加わり、10.147%になります。平成26年からは預貯金などと同じく、20.315%となる予定です。

(FPアソシエイツ アンド コンサルティング 神戸 孝)
 


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