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共同通信 『経済ウィークリー』

2016年2月号  神戸孝

株式売買の単位が変わる?

Q.株式の売買単位が変わるそうですが、どんな影響がありますか。
掲載紙:
2月15日 高知新聞
2月 5日 伊勢新聞
2月 5日 茨城新聞

A.従来、株式の売買単位(単元株式数)は、1株、10株、100株、1000株など、銘柄によってさまざまでした。全国の証券取引所は、利便性の向上を目指して、来年10月までにすべての銘柄の売買単位を100株に統一することにしています。
新聞などで公表される株価は1株当たりの価格なので、購入に必要な金額を知るためには、各銘柄の売買単位を確認する必要があったのですが、100株単位に統一されれば計算が簡単になり、誤発注が起こりにくくなることも期待されます。
 売買単位を変更すると、単元株の購入金額が変わることがあります。例えば、1000株単位を100株単位に変更する場合、同時に10株をまとめて1株にする株式の併合を行うと、株式の価値(株価)は10倍に上昇するため、購入に必要な金額は変わりません。しかし併合が行われなければ、株価はそのままなので、以前の10分の1の金額で単元株投資が行えることになります。
 一方、1株単位を100株単位に変更する場合は、同時に株式を分割して1株当たりの価値を下げるのが一般的です。仮に、1対100の(1株を100株にする)分割が行われれば、株価は100分の1になり、以前と同じ金額で単元株を購入できることになります。
(FPアソシエイツ アンド コンサルティング 神戸 孝)


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