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共同通信 『経済ウィークリー』

2015年10月号  神戸孝

FOMCとは

Q.最近、新聞やテレビのニュースでよく見かけるFOMCとは何ですか。
掲載紙:
10月9日 茨城新聞
10月19日 高知新聞
10月11日 千葉日報

A.FOMCは、米国の金融政策を決定する重要な会議で、日本では「日銀金融政策決定会合」がほぼ同様の目的で開催されています。米国の中央銀行にあたるFRB(連邦準備制度理事会)の理事7名と各地区の連邦準備銀行総裁5名という構成メンバーによって、約6週間ごとに年8回開催され、政策金利の誘導目標や経済見通し、今後の政策方針などが決定されます。
米国のGDP(国内総生産)は世界最大で、米ドルは世界で最も多く取引されている通貨であるため、米国の金融政策が世界経済に与える影響はたいへん大きいといえます。そのため、会議後に発表される声明文や議長の会見などに、世界中が注目しています。
 2008年9月に発生したリーマンショック以降、低迷していた景気を回復させるため、FOMCは政策金利の引き下げや市中に出回る米ドルを増やす量的緩和策等を実施してきました。その後、景気回復を示す指標が増えるとともに量的緩和策は縮小され、現在は焦点が今後の政策金利の引き上げに移っています。
 過去の議長の発言などから、利上げは年内に行われると予想されており、いつになるのかを世界中が注視しているため、ニュース等で取り上げられる機会が多くなっているわけです。
(FPアソシエイツ アンド コンサルティング 神戸 孝)


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